WHAT WE HAVE BUILT

制作実績

実際に現場で毎日使われている仕組みです。どの会社のものかが分かる名前や数字は伏せ、「どんな仕事が、どう変わったか」だけを書いています。

作ったものを、できることで並べました。

大きなシステムを1つ入れたのではなく、いちばん重い仕事を1つずつ形にしてきました。似た困りごとがあれば、同じ考え方で作れます。

01予約・問い合わせ

散らばった予約と問い合わせを、1か所に集める仕組み

電話・LINE・メール・SNSに分かれて届く連絡を1つの画面へ集め、定型の返信と、人が判断すべき連絡を分けます。

できること

  • 予約と問い合わせを1つの画面へ集める
  • 予約状況と対応の進み具合をスタッフ全員で共有する
  • よくある内容は返信の下書きまで用意する
  • 天候・安全・変更可否など責任のある連絡は必ず人へ渡す
  • 受付から当日までの連絡を、同じ記録の上でつなぐ

自社のマリン事業で毎日使いながら直してきた仕組みです。詳しくは「自社での実践」に書いています。

自社での実践を見る

02請求・売上

現場で書いた依頼書を撮るだけで、請求書ができる仕組み

手書きの依頼書をそのまま撮影すると、作業内容・数量・送料を読み取り、担当者が確認したうえで請求書まで作ります。

できること

  • 手書きの依頼書を撮影し、内容と数量を読み取る
  • 決めてある単価表にそって金額を自動で計算する
  • 郵便・宅配の料金を、公式の運賃と照らし合わせる
  • 担当者が画面で確認・修正してから確定する
  • 普段使っている会計サービスの請求書へそのまま登録する
  • 締め日にあわせて月々の売上を自動で集計する

読み取った金額と正しい料金が食い違うときは、理由を書かないと先へ進めない作りにしています。転記と電卓の往復が、確認だけの仕事に変わります。

03見積り・請求

見積りから請求・領収書までを、1つにまとめた仕組み

数量や作業内容を入れると料金が決まり、見積書の送付、請求、店頭で受け取った現金の領収書までを同じ画面で進められます。

できること

  • 重さ・数量・作業内容から料金を自動で計算する
  • 同じ案件で別案をつくり、2つの見積りを並べて比べる
  • 見積書をPDFにしてメールで送り、送った履歴を残す
  • 現金を受け取った案件は、領収書PDFを発行して送る
  • 商品の写真を撮ると、品名を自動で書き込む

送る前に宛先・明細・税額・合計を必ず画面で確認する手順にし、同じ見積りや請求が二重にできない作りにしています。

04資料の電子化

紙の資料を、あとから探せるデータに変える仕組み

取り込んだ資料を1ページずつ文字にして、精度が心配なページだけ人が確かめてから納品します。

できること

  • 資料を1ページずつ文字にする
  • 先に紙面を診断し、読み取り方法を自動で選ぶ
  • 表や数字が多いページ、精度の低いページだけを検品にまわす
  • 文字で検索できるPDF、文章データ、AIに読ませるためのデータ一式を出力する
  • 途中で中断しても、続きから再開できる

全ページを人が見直す前提にせず、機械が「怪しい」と判断したページに人の目を集めます。1回あたりの処理費用にも上限を設けています。

05申込み・契約管理

申込みから契約・現場管理までをつなぐ、保管サービスの仕組み

お客様が申し込む画面と、スタッフが契約や区画を管理する画面を、同じ台帳の上でつないでいます。

できること

  • お客様がWebから申し込む
  • 空き状況と契約内容を1つの台帳で管理する
  • 図面と現地を照らし合わせて確認する
  • LINEからの連絡を同じ流れに乗せる
  • スタッフ用の画面は、許可した人だけが開ける

練習用の環境を本番と分けて用意し、新しい担当者が実際のお客様の情報を触らずに慣れられるようにしています。

06集客・数字の見える化

バラバラな集客の数字を、1つの画面にまとめる仕組み

Webのアクセス、検索、SNS、予約の数字を毎日自動で集め、増えているのか減っているのかを自動で判定します。

できること

  • アクセス解析と検索の数字を毎日自動で取り込む
  • SNSの反応と予約の実績を同じ画面で見る
  • 流入経路の偏りや、期間前半と後半の勢いを自動で判定する
  • かけた費用と予約を突き合わせ、費用対効果を確かめる
  • 見たい期間を選ぶと、その場で集計する

集計に手作業を挟まないので、担当者が代わっても数字が途切れません。数を眺めるためではなく、次の一手を決めるための画面です。

07顧客・人脈

名刺を、会社のみんなが探せる台帳に変える仕組み

受け取った名刺を読み取って共有し、会社名や名前をはっきり思い出せなくても探せるようにします。

できること

  • 名刺を撮影して読み取り、共有の台帳へ入れる
  • 同じ人の名刺が重なったときは1件にまとめる
  • あいまいな記憶からでも探し当てる
  • 担当者が代わっても、人とのつながりが会社に残る

こちらから一斉に営業を送る使い方はしません。必要なときに思い出して探せる側の設計にしています。預かるのは他社の方の個人情報なので、下の「セキュリティと個人情報保護」に書いた層をいちばん厚くかけています。

かけている安全策を見る

どの仕組みにも、共通して守っていること。

機能の数より、毎日安心して使い続けられるかを先に考えます。ここは会社が変わっても外しません。

開けるのは、許可した人だけ

会社のメール宛に届く確認コードでログインします。関係者以外は画面を開けません。

最後は人が確認してから確定する

読み取りや自動計算の結果は下書きです。画面で確かめ、直してから確定します。

同じものを二重に作らない

処理中は入口を閉じ、通信が途中で切れたときも、勝手にやり直さない作りにしています。

預かる情報は最小限にする

処理のためだけに使うデータは、処理が終わったら残しません。

誰がいつ何をしたか残す

あとから確かめられるよう操作の記録を残します。記録には秘密の情報を書きません。

外部のAIに学習させない

お客様の業務データを外部の生成AIに学習させません。AIへ送るのは処理に必要な最小限だけで、処理が終わったら残さない設定を使います。

個人情報の扱いは、資格を持つ代表が案件ごとに決めています。

代表の相川は個人情報保護の認定資格(CPP)を保持しています。ひな形を当てはめるのではなく、その会社の仕事に合わせて「何を預かり、どこに置き、誰が見られ、いつ消すか」を決めてから作ります。

何を預かるか

目的に要らない情報は、最初から入力欄を作りません。集めなければ、漏れようがありません。

どこに置くか

個人情報は暗号化して保存します。暗号を解く鍵は処理をする場所に1つだけ置き、他の仕組みには渡しません。

誰が見られるか

本人と、許可した担当者だけです。見たことも記録に残るので、あとから確かめられます。

いつ消すか

処理のためだけに使ったものは、終わったら消します。AIへ送ったものは処理後に残さず、学習にも使わせません。

例:名刺台帳(NiraiCard)にかけている層

名刺は、預かる相手が自社のお客様ではなく「お客様の取引先」です。だから、社内で作った仕組みの中でいちばん厚く、何重にもかけています。1つが破られても次で止まる作りです。

  1. 入口 メールに届く確認コードでログインします。管理者用の画面は、さらに別の認証をもう1段通さないと開きません。
  2. 通信 画面と裏側のやり取りは1回ごとに署名付きの認証情報を検証します。検証を通らない要求には何も返しません。
  3. 保存 電話番号・メール・住所・名刺から読み取った文字は、項目ごとに暗号化して保存します。データベースを直接見ても読めません。
  4. 分離 利用者ごとの区切りをデータベース側で強制します。画面の作りにかかわらず、ほかの会社の名刺は仕組み上見えません。
  5. 画像 名刺の原本画像は非公開の保管庫に置き、持ち主の確認を通した短時間だけ有効な専用リンクで表示します。
  6. AIの読み取り 読み取りに使うAIへは画像だけを送り、処理が終わったら破棄します。学習には使わせず、利用記録にも個人情報を書きません。
  7. 記録 誰がいつどの名刺を見たか、変えたかを残します。記録に個人情報が写らないよう、書く前に伏せ字にします。
  8. 止まる仕組み AI処理には月ごとの上限を設け、失敗が続いたときは自動で止まります。費用と誤処理が膨らむ前に止めます。
  9. 公開前の監査 公開前にコードの安全監査を行い、登録済みかどうかを外から探れる穴などを塞いでから公開しました。監査は今も続けています。

「絶対に安全」とは言いません。守り方を決めて、書いて、確かめて、直し続けることを約束します。詳しい方針は運営方針に書いています。

掲載について

外部向けの制作例は、許可された仕事の種類と仕組みの内容だけを紹介しています。お客様名・取引先名・扱っている商品名、具体的な金額や件数は伏せています。ご相談のときは、差し支えのない範囲で実際の画面をお見せしながらご説明します。

同じものをそのまま販売しているわけではありません。仕事の進め方は会社ごとに違うため、作る形も変わります。ここに近いものが必要かどうかも含めて、最初の30分で一緒に整理します。

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