AIはあなたの店をどう見ているのか
結論:AIに聞けば、自社サイトの「伝わり方」がすぐわかる
私は自社のホームページ改善で、まず自分にこう問いかけます。「このサイト、AIはどこまで正しく理解しているだろうか」。
答えは自分で悩むより、ChatGPT・Gemini・Claudeに直接聞いた方が早いです。AIに「定量的な認知度は何%です」とは出せません。ですが「学習データに入っているか」「ブラウジングして何を理解できるか」は、決まったプロンプトを投げるだけでテストできます。私は2025年11月29日にこの手順を整理し、実際に自社サイトで試しました。この記事では、そのプロンプトと使い方をそのまま公開します。
なぜAIに聞く必要があるのか
理由は単純です。今、お客様の予約前の行動に「AIに聞いてから決める」が状況に応じて入ってきているからです。GoogleでOTA(楽天トラベルやじゃらんのような予約サイト)に流れる前に、ChatGPTで「沖縄 ダイビング おすすめ」と聞く人が増えています。
このとき、AIがあなたの会社を「安全に強い」「初心者向け」「地域密着」と正しく答えてくれるか、それとも的外れな情報や、最悪何も知らない状態かは、集客導線の入り口が機能しているかどうかそのものです。
自社のホームページがどれだけきれいでも、AIの中で「何者か分かってもらえていない」なら、AI経由の見込み客には届いていません。これは人間の目で自社サイトを見ているだけではできる限り気づけません。だから私は「AIに聞く」という第三者チェックを、経営の定期健診として入れています。
具体例:天然水族感と沖縄ビジネスAIラボで試したプロンプト
私が実際に使っているのは2種類です。
①ブラウジングあり用(AIがネットを見に行けるモード)
- ステップ1:ブラウジングを禁止して、AIが元から知っている情報だけで答えさせる
- ステップ2:ブラウジングを許可して、実際にサイトを見に行かせ、運営会社・メインサービス・ターゲット・特徴・キャッチコピーを答えさせる
- 最後にAI自身に★☆☆〜★★★で自己評価させる
②ブラウジングなし用(URLだけ渡すモード)
URLを伝えて、次の5項目を「確実/推測/不明」の3段階で答えさせます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| A | 運営者名 |
| B | ジャンル |
| C | ターゲット |
| D | 強み |
| E | 地域 |
私はこれを天然水族感(泳げない人・初心者向けの沖縄ダイビング体験)と、沖縄ビジネスAIラボ(業種別のAI導入支援)の2サイトで試しました。同じプロンプトをChatGPT・Gemini・Claudeの3つに投げて、答えをスプレッドシートに並べて比較します。すると、あるAIは「ターゲット=確実」と答えるのに、別のAIは「推測」としか答えられない、といった差がはっきり出ます。
ここで面白いのは、精度が高かったAIをそのまま使い回せることです。「D:強み」を状況に応じて言えたAIには、続けてLP改善案やメタディスクリプション、よくある質問(FAQ)の下書きを作らせます。自社のことを一番正しく理解しているAIに、自社の文章を書かせるという発想です。
今すぐできる一歩
今日、あなたのスマホやパソコンでできることが1つあります。
ChatGPTでもGeminiでもいいので、こう打ってください。
「ブラウジングせずに、あなたが知っている『(自社の店名)』について、運営者・ジャンル・ターゲット・強み・地域を、確実/推測/不明で答えてください」
次に「では実際にサイト(URL)を見て、同じ質問に答え直してください」と続けます。
この2ステップだけで、AIの中の自社イメージと、ホームページが実際に伝えている情報のズレが見えてきます。ズレている項目こそ、次にホームページを直す優先順位そのものです。
まとめ
- 自社サイトの「AIからの見え方」は、ブラウジングあり・なしの2種類のプロンプトで無料テストできる
- ChatGPT・Gemini・Claudeに同じ質問を投げて比較すると、AIごとのクセと精度差がはっきり分かる
- 精度が高かったAIに、そのままLP改善やFAQの下書きを任せると、テストが即改善作業に変わる
なんくるないさ、まずは自社の名前をAIに聞いてみることから始めてみてください。
